本日より新企画！

先生たちのチアログをスタート☆
レッスンの中で気づいたことや考えていることから、みんなにお話をすることがあまりない日常のことなどブログ形式でご紹介します。

ぜひ楽しんでくださいね！

初回の今日は、
振り入れ期間の今役立つかも？

自分の「得意な感覚」を見つけて、チアに活かしてみよう！というお話。

【目次】
★ダンスを覚えるの得意ですか？
★感覚の種類
★チアに生かすには？
★先生も工夫します！

★ダンスを覚えるの得意ですか？

夏の大会やイベントに向けて、新しいテクニックに挑戦したり、新しいダンスを覚えたりしている時期ですよね。

みんなは、新しいダンスを覚えるの得意ですか？

ちょっと苦手だよ、っていう子もいると思います。
その理由が、振付が難しいとか、運動が苦手とか、集中力がないとか、そもそも振り覚えが苦手なんです！とか、、、
それで終わってしまってはもったいない。

もしかしたら、自分のタイプやクセを知ることで、覚えやすくなったり上達が速くなったりするかもしれません。
そんなヒントになればと思って「VAK理論」をご紹介します。

★感覚の種類

ご紹介したいのは、「優位感覚」という考え方です。
心理学の「VAK理論」というものなのですが、人にはそれぞれ五感の中でも得意（優位）な感覚があります。

何かを学んだり、考えたり、伝えたりするときに、さまざまな感覚を利用していますが、それが得意な感覚を利用すると、学習効率も上がるしコミュニケーションもスムーズになる場合があります。

それでは、その感覚の種類をご紹介していきましょう。

①視覚（Visual）

見ることで情報収集するのが得意で、考えるときもイメージしたり映像や写真を思い出します。

また、表現するときも頭の中の映像を描きながら伝えようとするので、身振り・手振りなどが多くなります。

②聴覚（Auditory）

耳で聞くことが得意なタイプで、音の情報を中心に理解する傾向があります。
脳の使い方として、耳で言葉や音を聞いて情報を得ることと、文字として言葉や擬音を読むことは、どちらも聴覚を使っていると言われます。

なので、聴覚が優位な人は「言葉」での情報処理が得意で、論理的で手順が大事です。

③体感覚（Kinesthetic）

視覚・聴覚以外の触覚・味覚・嗅覚の全てをまとめたものです。

体で感じることで得た情報が強く残りやすく、体を動かして表現するタイプです。

どのタイプがいいとか悪いとかはありません。ちょっとしたクセのようなものです。

参考までに特徴をまとめた表を引用させていただいています↓
いろんな診断サイトなどもありますので、ぜひ見てみてくださいね。

（熊倉百音子氏著：コラムより引用）

★チアに生かすには？

ということはです。
これを「振付を覚える」ということで考えてみましょう。

①視覚タイプなら、先生やお友達の見本を見て覚えるのが得意。
見て真似して、覚えていけるでしょう。

おそらく、あまり苦労をせずに振りを覚えられるタイプです。

苦労しているのであれば、お手本のビデオを見ながら復習するのも良いですね！
あとは絵を描いてみたり、イメージを作ることが有効です。

②聴覚タイプの場合、言葉や聞いて理解するタイプなので、先生の説明があると「なるほど！」となることが多いのではないでしょうか。

もし振り覚えが難しいな、と感じているのであれば、カウントをかけるのではなく、振付を歌のように歌ってみるのもいいかもしれないですね。
「ハイブイ・クラップ・歩いて準備・ジャーンプ♪」とか。
あとは、擬音語を使って、「ドーン！タタタ・・・」とか。

③体感覚タイプは、体感して理解するタイプなので、何回か体験してみることで覚えていくので、時間がかかってしまうことも多いです。

振りを覚えることでは苦労をするかもしれません。

でも諦めないで！
体で表現をすることは得意なので、繰り返しの練習で必ず上達します。

これが、聴覚タイプなのでじっくりビデオを見ているだけでは効率が悪いですし、視覚タイプなのに、理論的に説明をしてもらってもなかなか理解できません。
ということで、自分のタイプを知れば対策がしやすくなるのです。

★先生も工夫します！

そう！
本人がその「優位感覚」を生かすだけではなく、周りの人がそれを知っているとサポートしやすくなるのです。

先生とチアリーダーの皆さんとの表現タイプが違ってもうまく伝わらなかったりするのですよね。。。

なので、普段のレッスンは1体1ではないので、一緒に踊ってみたり、言葉で説明したり、補助して体を動かしてみたり、先生もいろんな方法でアプローチしています。

おうちで一緒に練習してくれているご家族の皆さんも、ちょっとアプローチの仕方を変えると、お互いに心穏やかに楽しく練習できるかもしれません。

みんなでチアを楽しみながら上手になれるように頑張りましょうね！

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